可愛げがないと捨てられた天才魔導具師は隣国でのんびり気ままな工房生活を送ることにしました!~念願の第二の人生、思う存分ものづくりライフ!~
ルシアの能力が認められてことは嬉しいが、ナタンが副団長がルシアに目が眩んだと言っていたからだ。
カイルが無言で副団長を見ると、副団長は肩をすくめた。
「第一王子殿下のお言葉をそのまま真に受けていらっしゃるのですか?」
「いや、そうではないけれど。ルシアは可愛いからね」
副団長は破顔する。
「いやはや、カイル殿下がそう思われるように、私も我が妻をそう思っておりますよ」
副団長の言葉に、カイルはうっすらと頬を染めた。