可愛げがないと捨てられた天才魔導具師は隣国でのんびり気ままな工房生活を送ることにしました!~念願の第二の人生、思う存分ものづくりライフ!~
・・・・

 それから数時間後の夜更けのことである。

 ガチャガチャと鍵を開ける音がして、パサリと紙の落ちる音が響いた。防犯のために、ドアに挟んでおいた紙が落ちたのだ。

 ルシアは起き上がり身構える。

 音もなく開かれたドアから、光が差し込んでくる。

 小さな影が入り込み、落ちた紙を踏み、滑って転んだ。

「っ、ギャン!」
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