可愛げがないと捨てられた天才魔導具師は隣国でのんびり気ままな工房生活を送ることにしました!~念願の第二の人生、思う存分ものづくりライフ!~

 隙間から部屋の中を覗き見る。どうやら誰もいないようだ。

 ルシアは音が鳴らないように隠し扉をそっと開けた。

 するとバンクが気がついて、ピッと耳を立て振り向いた。

「!」

 ルシアと目が合い、バンクは鳴き声をあげそうになる。

 ルシアは慌てて唇に指を当てた。
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