可愛げがないと捨てられた天才魔導具師は隣国でのんびり気ままな工房生活を送ることにしました!~念願の第二の人生、思う存分ものづくりライフ!~

「ああ、熱い。やはりルシアの涙は変な感じだ……」

 ウルカヌスが呟く。

 人ならざるものの声に、カイルとレモラはギョッとした。

 ウルカヌスは気にとめずに独りごちる。

「なんだか、魂から満たされてくる。腹の底から力がみなぎり、膨張していくようだ」

 キーンと音を立て、ペンダントが浮き上がる。

 ウルカヌスに共鳴するように、カイルのペンダントも浮き上がった。

 そして、ふたつのペンダントが重なり合う。
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