可愛げがないと捨てられた天才魔導具師は隣国でのんびり気ままな工房生活を送ることにしました!~念願の第二の人生、思う存分ものづくりライフ!~
それに、ルシアを苦しめてきた人々をそんなに簡単に許せなかった。死んで楽になるよりは、同じような苦しみを味わせたいと思ったのだ。
「……そうよね。私ひとりの問題じゃないものね。カイルまで巻き込んだんだもの、だいぶ軽い処遇なんだわ」
ルシアは納得した。そして、手紙の続きを読んで思わず噴き出す。
「ジューレ家の剥奪された爵位と役職が、そのままお父様に押しつけられそうですって。お父様は忙しくてうんざりしているそうよ」
「気持ちはわかる……かな?」
カイルは苦笑いした。