可愛げがないと捨てられた天才魔導具師は隣国でのんびり気ままな工房生活を送ることにしました!~念願の第二の人生、思う存分ものづくりライフ!~
バンクも嬉しいのか、『キキキキ』声をあげてルシアの肩によじ登った。
モフモフの尻尾がくすぐったい。
ルシアはバンクの尻尾をギュッと抱きしめた。
「早く! ルシア、早く!」
ニィにせかされ、ルシアは苦笑いする。
ルシアよりニィのほうが喜んでいるようにみえる。
「もう、待って? なんて書いたらいいのか考えるから」
「なんて書くの?」
ニィが尋ねる。