先輩!

「ここ座って」と身体を持ち上げられ、浴槽の淵に座らされ、先輩も隣に座った。

「俺ものぼせそう」とこめかみにキスを落とし、指を私の中にうずめた。


鬼!


ついに手を離してしまい、先輩にしがみつき、やめてと先輩の手を掴もうとするもビクともしない。

ゆっくりと動く指は、私の気持ちいところなんかすでに把握済みで。


蜜で溢れるそこに指を押しあてられるたびに、身体がきゅんと反応してしまう。


「締め付けすご、指が抜けないくらい締め付けられる」

「言わ、ないで…」


先輩が指を動かすたびに、お湯の音ではない水音がする。


「やだっ、」

その反応を全身で感じとった先輩が、「ふ、」と笑ったかと思うと、的確に攻めてきて、身体が大きく震えるほどの快感が身体の奥底で弾けた。


震えと余韻が続く身体を抱きしめながら、先輩が「はーかわいい」と肩にキスをする。
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