先輩!
仕事が終わって、タクシーで駅に向かっていた。
わたしにLIMEしようとスマホを触っていたら、なにかの弾みでスマホを落としてしまった。
助手席の下の奥側に入り込んだスマホを拾おうと、後部座席と助手席の間にしゃがみこんで左手を伸ばしていた時に、トラックが追突した。
それが左半身の怪我が重傷の理由。でも、普通に座っていたら、確実に命を落としていたと聞かされた。
聞いたことのない爆音と、ものすごい圧と衝撃を全身に受けて気を失った。
少しして意識を取り戻したものの、救急隊員に助け出されるまで、何が起きたのか理解出来なかった。
「芽衣が助けてくれた」
「わたし?」
「うん。スマホが落ちたくらいなら、タクシー降りる時に拾えばいいやって思うけど、芽衣がくれた大事なスマホケース汚したくないし、新幹線の時間教えてねて言われてたから、すぐ拾わないとと思って、あんな隙間に身を潜ませてたから助かった。救急隊の人に救急車の中で、あんなところで何してたんだって笑われた」
言葉が出ない。
言いたいことは山ほどあるのに。
本当に本当に、先輩が無事でよかった。
わたしにLIMEしようとスマホを触っていたら、なにかの弾みでスマホを落としてしまった。
助手席の下の奥側に入り込んだスマホを拾おうと、後部座席と助手席の間にしゃがみこんで左手を伸ばしていた時に、トラックが追突した。
それが左半身の怪我が重傷の理由。でも、普通に座っていたら、確実に命を落としていたと聞かされた。
聞いたことのない爆音と、ものすごい圧と衝撃を全身に受けて気を失った。
少しして意識を取り戻したものの、救急隊員に助け出されるまで、何が起きたのか理解出来なかった。
「芽衣が助けてくれた」
「わたし?」
「うん。スマホが落ちたくらいなら、タクシー降りる時に拾えばいいやって思うけど、芽衣がくれた大事なスマホケース汚したくないし、新幹線の時間教えてねて言われてたから、すぐ拾わないとと思って、あんな隙間に身を潜ませてたから助かった。救急隊の人に救急車の中で、あんなところで何してたんだって笑われた」
言葉が出ない。
言いたいことは山ほどあるのに。
本当に本当に、先輩が無事でよかった。