あの頃のきみに栞を。今のきみに僕を。〜夢はきみと結婚すること〜
「なんなのよ。あんたに何ができるって言うのよ。何も持ってないあんたにできないでしょ」
「確かに何も持ってないよ。でも、そばにいることはできるよ」
「は?」
「怖い時って1人で居たくないよね。誰かに怖いって言いたいよね。話したいよね。だからお願い、一緒に、そばにいさせてくれない?」
「ハっ、、なんなのよ、、わたしっ、、すごい酷いことしてきたのに、、なんであんたは、、いつもそんなに強いのよっ」
「私強くなんかないよ。強がってるだけ」
「もう、、バカバカしい。」
水樹さんは何かを決意したように私の前まで来て、頭を下げた。