一夜を共にしたかつての片思い相手は、優秀外科医だった。〜憧れの君と私の夢〜
こうして手術後はリハビリの日々が待ち構えていた。朝ご飯の時間になると朝食を持ってきた看護師と共に田中さんと松崎さんが一緒に現れて朝食を食べながらリハビリを行う。
「はい、頑張って!」
ベッドはリモコンで角度を自在に変えられるのもあって、何とか自力で起き上がれるまでには回復出来た。事故してすぐの自分を思い出せば思い出すほど想像以上に回復が早いのが理解できた。
しかしまだ歩く事は出来ないので、移動には車いすが必要になっている。
「頑張っていきましょう!」
理学療法士の2人はずっと私に付き添ってリハビリをしてくれている。途中でいなくなったりする時もあるが基本朝食から夕食までずっとだ。
「あの、2人はベリが丘に住んでるんですか?」
「はい、そうです。私は成人してからここに移り住んだんですけど松崎さんはずっといるよね?」
「そうです。生まれた時からずっとベリが丘にいます!」
(もしかしてお金持ちだったりするんだろうか)
「そうなんですね……お2人ともどの辺に住んでるんですか?」
その質問に対して田中さんは病院近くのマンション、松崎さんは高級住宅街と話す。やはり松崎さんの家はお金持ちだったようで家では時々知り合いや友人らを招いてパーティーをしていると聞いた。
という事はあの喫茶店、Berrys&Moonも知っているのだろうか。
「あの喫茶店知ってます?」
「はい! Berrys&Moonですよね? 良く行ってます。田中さんも一緒に行ったよね?」
「行った行った! でもあそこ閉店したよね?」
「うっそ?! 知らなかった……」
「こないだ閉店前に行った時は閉店後はまた別の人に譲渡するって聞いたよ」
「そうなんですか?」
彼女達は譲渡先が私である事を知っているのだろうか。そして知らないのであれば、この事を打ち明けてもいいのだろうか。
少々迷ったが、打ち明けてみる事に決めた。まあ、この事は秘密にしてほしいと念押しすれば黙ってくれると信じたい。
「あの、実はですね……」
「はい、頑張って!」
ベッドはリモコンで角度を自在に変えられるのもあって、何とか自力で起き上がれるまでには回復出来た。事故してすぐの自分を思い出せば思い出すほど想像以上に回復が早いのが理解できた。
しかしまだ歩く事は出来ないので、移動には車いすが必要になっている。
「頑張っていきましょう!」
理学療法士の2人はずっと私に付き添ってリハビリをしてくれている。途中でいなくなったりする時もあるが基本朝食から夕食までずっとだ。
「あの、2人はベリが丘に住んでるんですか?」
「はい、そうです。私は成人してからここに移り住んだんですけど松崎さんはずっといるよね?」
「そうです。生まれた時からずっとベリが丘にいます!」
(もしかしてお金持ちだったりするんだろうか)
「そうなんですね……お2人ともどの辺に住んでるんですか?」
その質問に対して田中さんは病院近くのマンション、松崎さんは高級住宅街と話す。やはり松崎さんの家はお金持ちだったようで家では時々知り合いや友人らを招いてパーティーをしていると聞いた。
という事はあの喫茶店、Berrys&Moonも知っているのだろうか。
「あの喫茶店知ってます?」
「はい! Berrys&Moonですよね? 良く行ってます。田中さんも一緒に行ったよね?」
「行った行った! でもあそこ閉店したよね?」
「うっそ?! 知らなかった……」
「こないだ閉店前に行った時は閉店後はまた別の人に譲渡するって聞いたよ」
「そうなんですか?」
彼女達は譲渡先が私である事を知っているのだろうか。そして知らないのであれば、この事を打ち明けてもいいのだろうか。
少々迷ったが、打ち明けてみる事に決めた。まあ、この事は秘密にしてほしいと念押しすれば黙ってくれると信じたい。
「あの、実はですね……」