─animaTane─ドレミ
今の今まで反発していたのに二つの対を成すエネルギーは寄り添うことを選んだのか、やがて、輪と輪がクロスして、黄色と赤色は共存したエネルギーを放ち始めた。


そのエネルギーは凄まじく膨大なエネルギーであり、無から爆発を産んだ。


凄まじい爆発は無を消し去り、空間が産まれ、物質が産まれ、我々のよく知る星達を産んだ。


プラスとマイナスの輪は爆発により、粉々になりはしたものの、その欠片から様々なものが産まれた。そして時間もまた空間と同様に産まれ、時空も産まれ、宇宙を形成した。


プラスとマイナスは粉々になったものの、様々なモノにその性質は受け次がれていく。


右回転の星は左回転の星と結ばれ、やがてそれは余多の天体を産み、月と太陽もその一つだった。もちろん地球もだ。


月と太陽は地球を見守るような形になり、月と太陽はプラスとマイナスのような性質を見せていた。


月と太陽のおかげで地球は命が産まれるのに適した環境に身を置き、やがてとても小さな微細な命がかつて荒々しい海に誕生した。


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「それって作り話でしょ?どこの誰かが作った──そう、作り話」
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