Once in a Blue Moon ~ 冷酷暴君の不可解なる寵愛 ~

「ダメじゃないだろう? 茉莉花のココ、悦んでるぞ?」
「そんなっ」

「たっぷり馴らしておかないと、茉莉花が辛いからな?」

私のためだと言いながら楽し気に目を細めた彼は、私のそこをトロトロに溶かしていく。

その合間にも、濃厚な口づけと、全身への愛撫は繰り返され。

どれくらい叫んで、喘いだかわからない。

気が付くと指は抜かれていて、足の間に熱い昂りを感じ、息を呑んだ。


「茉莉花、愛してる」

指の代わりに入ってきたのは、未知の熱塊。

その圧迫感に、はくはくと浅く喘ぐ。

「大丈夫か?」

「は、いっ……」

あんなに強引にベッドへ引きずり込んでおきながら、やっぱり彼は優しい。
本当は勢いに任せて進みたいはずなのに、汗を滲ませながら、必死に耐えてくれているのがわかる。

「も、大丈夫。だか、ら……クロードさんの、したいよう、に」

「だからっ! 煽るなとっ――」

ずんっと最奥まで進んできたそれに、呼吸が一瞬止まった。

「まり、か?」

「ん、平気、です。嬉し、クロードさんと一つになれて」

痛みを凌駕する幸福感でトケた顔をそちらへ向けると、視界に映った彼がなぜか頬を歪め、喉の奥で低く唸る。

「きゃあっ」

激しく唇を塞がれ、嵐のように揺さぶられる。

くぐもった叫びを上げながら、私は何度も押し寄せる果てしない幸福感に、恍惚と天を仰いだ――


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