もしもの事

トランスジェンダー

もしも、もしもだ。
この世界がトランスジェンダーの理解が深まったらどれだけ住みやすい世界になるだろう。


自分は、昔から性別に関して違和感を感じていた。
違和感を感じ始めたのは、5歳のとき。

どうして自分は男子トイレにいかなきゃいけないのか。
どうして自分は花芽羚〝くん〟なんだろうか。

歳を重ねるによって自分は〝普通〟ではないと自覚し始めた。

中学に行ってから違和感は大きくなった。

保険の授業で「性」の勉強した。
授業で聞いた話がまるで自分のことを言っているかのように聞こえてきた。

自分の違和感を誰かに言ったことはない…

親や友だち先生に言えるわけなかった…


自分は本当は、スカートを履きたい…
恋愛対象は男の子…
女の子と一緒に恋バナしたり、タピオカ飲んだりしたい…


自分の担任の先生はそれに気づいた。


ある日生徒指導室に呼ばれ、担任の先生と保健室の先生に話をされた。


自分は、涙がでてきた…
苦しかった…




自分の母は反面教師だ…
シングルマザーだ。
小さい頃から酒や男に溺れ、ご飯もろくに作ってくれない。さらには、小さい頃に自分の性についての違和感も話だ。

でも、理解してくれなかった…


そんな感じで自分の気持ちを理解してくれないことの怖さから、誰にも話せなかった…


先生たちには、話せないままあるチラシをもらった。

【性についての中高生の塾講座!!】


行きたい…
でも…


色々な思いが頭の中を回って息が苦しくなった。


結局行くことはなかった…


弟たちの面倒も見なきゃいけなかったし…



自分にはどうしたらよいかわからない…



ある日図書館に行った。

性についての本をたくさん借りた。

自分は「トランスジェンダー女性」なのかもしれない…


これ以上読む気にはなれなかった…
なりたくなかった…


帰り際にあるチラシが目にはいった。



自分…いや…

私は変わる……
変わるんだ……

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