極上ドクターは再会したママとベビーを深い愛で包み込む
「それで、話というのは?まあ検討はつくが」
「検討がつく?」
「いわゆる一夜の過ちがあったかどうかだろう?そんなものはない。君は熟睡していたし、俺のほうは素面だったからな」
「あ、いえっそうじゃなくてっ」
つい強い口調になり、先生は少なからず驚いた様子で黙った。
心臓が早鐘を打っているのを感じる。
けれど、聞かないわけにはいかない。
鍵を返すだけだったらあの場で済んだものを、わざわざ部屋にまで入れてもらっているんだから。
ごくりと唾をのんで、思い切って尋ねる。
「……身体、見ましたか?」
先生は不思議そうに首を傾げた。
「過ちはないと言っただろう」
「あの、それはわかるんですが……」
「シャツのボタンが苦しそうだったから、上のボタンをいくつかはずした。そのとき多少下着は見えたが」
これはホッとしていいものなのか否か。
直に肌が見られたわけではないとしても、下着だってよく見れば気づかれてしまうはず……。
心の中でぶつぶつと呟いていると、先生が訝しげな顔をする。
「過ちが起こることより、身体を見られるほうが嫌なのか?」
ギクリとした。
そうだ。今の会話だとそう思われるのは当然だ。
過ちはないと言っているのに、身体を見られたかどうかをしつこく訊ねるのはおかしい。
視線を泳がせたけれど、先生がこちらをじっと見て答えを待っているのは気配でわかる。
もしも先生が私の秘密に気づいていなかったのだとしても、うまくごまかせるような言葉がすぐに出てくる気がしない。
それに、あれだけ迷惑をかけた上、あらぬ疑いをかけたのだ。
この際きちんと説明したほうが誠実だろう。
「検討がつく?」
「いわゆる一夜の過ちがあったかどうかだろう?そんなものはない。君は熟睡していたし、俺のほうは素面だったからな」
「あ、いえっそうじゃなくてっ」
つい強い口調になり、先生は少なからず驚いた様子で黙った。
心臓が早鐘を打っているのを感じる。
けれど、聞かないわけにはいかない。
鍵を返すだけだったらあの場で済んだものを、わざわざ部屋にまで入れてもらっているんだから。
ごくりと唾をのんで、思い切って尋ねる。
「……身体、見ましたか?」
先生は不思議そうに首を傾げた。
「過ちはないと言っただろう」
「あの、それはわかるんですが……」
「シャツのボタンが苦しそうだったから、上のボタンをいくつかはずした。そのとき多少下着は見えたが」
これはホッとしていいものなのか否か。
直に肌が見られたわけではないとしても、下着だってよく見れば気づかれてしまうはず……。
心の中でぶつぶつと呟いていると、先生が訝しげな顔をする。
「過ちが起こることより、身体を見られるほうが嫌なのか?」
ギクリとした。
そうだ。今の会話だとそう思われるのは当然だ。
過ちはないと言っているのに、身体を見られたかどうかをしつこく訊ねるのはおかしい。
視線を泳がせたけれど、先生がこちらをじっと見て答えを待っているのは気配でわかる。
もしも先生が私の秘密に気づいていなかったのだとしても、うまくごまかせるような言葉がすぐに出てくる気がしない。
それに、あれだけ迷惑をかけた上、あらぬ疑いをかけたのだ。
この際きちんと説明したほうが誠実だろう。