私はお守りじゃありません! ~現代の大奥で婚約バトル!? 呪われた御曹司が「君は俺のお守りだ」と甘えてきます~
「無駄にコンセントタップがありますね」
「いつつけたのかも覚えていない。いらないから捨てよう」
「時任さんに使うかどうか聞いてみたら」
「そうだな」
と言って、穂希はスマホで彼を呼んだ。
「あのときの壊れた椅子、なんでここに?」
「開運してくれそうだから」
「壊れたものは運気を下げるそうですよ。捨てましょう」
ドアがノックされたのはそのときだった。
「入っていいぞ」
扉を開けた時任は、その光景に目を見開いた。
「かたづきましたね」
時任にコンセントタップを渡しながら、穂希は笑った。
「彼女が開運してくれるからな。ほかはいらない」
「私はお守りじゃありません」
「わかってる。婚約者だ」
この人、本当にわかってるんだろうか。
「よろしゅうございました」
時任は頭を下げて出て行った。
「遅くなったが昼にしよう。お礼に俺が作る」
「作れるんですか?」
「簡単なものだけどな」
「作ってくれたものならなんでも食べます」
「なんだそれ」
「自分で料理してると、人の作ってくれたものってありがたくて」
「そういうこともあるのか。俺ももっと感謝しなくてはな」
穂希は感心したようにつぶやいた。
「いつつけたのかも覚えていない。いらないから捨てよう」
「時任さんに使うかどうか聞いてみたら」
「そうだな」
と言って、穂希はスマホで彼を呼んだ。
「あのときの壊れた椅子、なんでここに?」
「開運してくれそうだから」
「壊れたものは運気を下げるそうですよ。捨てましょう」
ドアがノックされたのはそのときだった。
「入っていいぞ」
扉を開けた時任は、その光景に目を見開いた。
「かたづきましたね」
時任にコンセントタップを渡しながら、穂希は笑った。
「彼女が開運してくれるからな。ほかはいらない」
「私はお守りじゃありません」
「わかってる。婚約者だ」
この人、本当にわかってるんだろうか。
「よろしゅうございました」
時任は頭を下げて出て行った。
「遅くなったが昼にしよう。お礼に俺が作る」
「作れるんですか?」
「簡単なものだけどな」
「作ってくれたものならなんでも食べます」
「なんだそれ」
「自分で料理してると、人の作ってくれたものってありがたくて」
「そういうこともあるのか。俺ももっと感謝しなくてはな」
穂希は感心したようにつぶやいた。