私はお守りじゃありません! ~現代の大奥で婚約バトル!? 呪われた御曹司が「君は俺のお守りだ」と甘えてきます~
「なんで材料なんて持っていますの?」
「趣味がアクセサリー作りなんです」
一鈴はへへ、と笑った。
佳乃は一口紅茶を飲み、それから言った。
「……この前のことは謝罪します」
小さな声で、あやうく聞き逃すところだった。
「証拠もないのに犯人扱いしました。車に飛び出したのも……命をかけて一か八かで事故に合わせようなんて不合理です」
「わかってくれてうれしいです!」
一鈴が喜ぶと、佳乃は顔をしかめた。
「怒ってませんの?」
「怒っても得しないんで」
へらっと笑うと、佳乃はため息をついた。
それから、じっと一鈴を見る。
「あなた、穂希さんと結婚しますの?」
「直球!!」
思わずつっこんでしまった。が、佳乃は眉を寄せただけでなにも言わない。
お嬢様はこんなつっこみには反応しないんだ、と感心した。
「どうですかね」
へへ、と一鈴は笑った。
「相思相愛ではないの?」
「素敵な人だとは思います。でも……」
「身分、かしら」
答えられずにいると、佳乃はそれで納得したようだった。
「身分違いの恋って、つらいわよね」
ため息とともにこぼれた言葉に、一鈴はひっかかる。
「友達の話なのですけどね」
これ、実は本人の話ってやつだ。
察した一鈴は黙って紅茶を飲んだ。
「趣味がアクセサリー作りなんです」
一鈴はへへ、と笑った。
佳乃は一口紅茶を飲み、それから言った。
「……この前のことは謝罪します」
小さな声で、あやうく聞き逃すところだった。
「証拠もないのに犯人扱いしました。車に飛び出したのも……命をかけて一か八かで事故に合わせようなんて不合理です」
「わかってくれてうれしいです!」
一鈴が喜ぶと、佳乃は顔をしかめた。
「怒ってませんの?」
「怒っても得しないんで」
へらっと笑うと、佳乃はため息をついた。
それから、じっと一鈴を見る。
「あなた、穂希さんと結婚しますの?」
「直球!!」
思わずつっこんでしまった。が、佳乃は眉を寄せただけでなにも言わない。
お嬢様はこんなつっこみには反応しないんだ、と感心した。
「どうですかね」
へへ、と一鈴は笑った。
「相思相愛ではないの?」
「素敵な人だとは思います。でも……」
「身分、かしら」
答えられずにいると、佳乃はそれで納得したようだった。
「身分違いの恋って、つらいわよね」
ため息とともにこぼれた言葉に、一鈴はひっかかる。
「友達の話なのですけどね」
これ、実は本人の話ってやつだ。
察した一鈴は黙って紅茶を飲んだ。