KISSでチェンジ!
彼氏彼女
翌朝学校へ行く準備をしていると玄関チャイムが鳴った。
母親が出るとすぐにリビングへ引っ込んできて「良明くんが迎えにきたわよ」と、言われて純は飲んでいたお茶を吹き出してしまいそうになった。
「迎えにって、なんで……」
昨日そんな約束をした記憶はないし、家が隣だから約束しなくても合わせ家をでることだってできる。
なのにわざわざ玄関チャイムを鳴らすなんてなんだか嫌な予感がする。
そんなことを考えつつ慌てて玄関を出ると良明が澄ました顔で待っていた。
「なんで迎えに来たんだよ」
ふたり並んでダラダラと歩きながら文句を言うと「遠藤さんが見ているかもしれないからな」と真顔で言われた。
純は驚いて良明を見て、それからため息を吐き出す。
母親が出るとすぐにリビングへ引っ込んできて「良明くんが迎えにきたわよ」と、言われて純は飲んでいたお茶を吹き出してしまいそうになった。
「迎えにって、なんで……」
昨日そんな約束をした記憶はないし、家が隣だから約束しなくても合わせ家をでることだってできる。
なのにわざわざ玄関チャイムを鳴らすなんてなんだか嫌な予感がする。
そんなことを考えつつ慌てて玄関を出ると良明が澄ました顔で待っていた。
「なんで迎えに来たんだよ」
ふたり並んでダラダラと歩きながら文句を言うと「遠藤さんが見ているかもしれないからな」と真顔で言われた。
純は驚いて良明を見て、それからため息を吐き出す。