KISSでチェンジ!
 他の男友達にはその意味があまり理解できないみたいだけれど、普通に生活しているだけで女子はすごいと日頃感じていた。

「あ~あ。明日はなにしようかなぁ」

 元々良明の誕生日だからと思って開けていたわけでもないのに、ポッカリと予定が中に浮いてしまったような感じがする。

「映画でもみるかぁ」

 そうつぶやいてベッドへ寝転ぶと、純はそのまま眠りに引き込まれていったのだった。
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