【完結】愛を知らない伯爵令嬢は執着激重王太子の愛を一身に受ける。
一昨日、ラインヴァルトさまはそんなことを教えてくださった。なんでも、他国では有名なおとぎ話がたくさん詰まった本が手に入ったとか、なんとか。
聞いた当初は他国の本なんて読めないと思った。だって、文字が全然違うから。
でも、ラインヴァルトさまは「ある程度の分は翻訳が済んでる」とおっしゃっていた。
「いくつかの話は読める状態だろうし、興味があったら司書に声をかけてみたらいい」
なんてことない風に彼はそうおっしゃっていた。
……今更ながらに、気になってしまう。
だから、私は本を返却するついでに、司書に声をかけてみようと思った。ラインヴァルトさまに教えていただいたと言えば、司書の人もそこまで邪険にはしないだろうし。
そんなことを考えつつ、私は足取り軽く図書館へと向かう。最近ではすっかり顔見知りとなった使用人たちと言葉を軽く躱して、ずんずんと王城を進んでいく。
王城の図書館は、許可があれば誰でも入れるようになっている。特に貴族ともなれば、割と簡単に許可を得られる。
入り口で見張りの騎士の人に声をかけて、中に入れてもらった。図書館の中は当たり前だけれど本がたくさんある。
とりあえず司書の人の元に向かって、私は借りていた本を返却する手続きを始めた。
聞いた当初は他国の本なんて読めないと思った。だって、文字が全然違うから。
でも、ラインヴァルトさまは「ある程度の分は翻訳が済んでる」とおっしゃっていた。
「いくつかの話は読める状態だろうし、興味があったら司書に声をかけてみたらいい」
なんてことない風に彼はそうおっしゃっていた。
……今更ながらに、気になってしまう。
だから、私は本を返却するついでに、司書に声をかけてみようと思った。ラインヴァルトさまに教えていただいたと言えば、司書の人もそこまで邪険にはしないだろうし。
そんなことを考えつつ、私は足取り軽く図書館へと向かう。最近ではすっかり顔見知りとなった使用人たちと言葉を軽く躱して、ずんずんと王城を進んでいく。
王城の図書館は、許可があれば誰でも入れるようになっている。特に貴族ともなれば、割と簡単に許可を得られる。
入り口で見張りの騎士の人に声をかけて、中に入れてもらった。図書館の中は当たり前だけれど本がたくさんある。
とりあえず司書の人の元に向かって、私は借りていた本を返却する手続きを始めた。