イケメン御曹司は、親友の妹を溺愛して離さない
そして、日曜日。
一堂家のパーティー当日。
この日は朝から慧くんが執事の寺内さんと一緒に、家までリムジンで迎えに来てくれた。
わたしは慧くんが用意してくれたドレスに身を包み、慧くんの知り合いのヘアメイクさんに身なりを綺麗に整えてもらった。
「依茉、準備できた……?」
栗色のロングヘアをふんわりと巻いてもらい、ヒラヒラのレースがついた淡いピンクのドレス姿のわたしを見た慧くんが、目を大きく見開く。
「慧くん……?」
慧くん、わたしの姿を見た途端黙り込んでしまったけど。
もしかしてこの格好、似合ってないのかな?