メンヘラ・小田切さんは今日も妻に貢いでいる
ホームセンターに着く。
目当ての花瓶を探す。
「うーんと…花瓶って、小物とかの所かな?」
「うん」
「あ!でも、園芸の所とかの可能性も…」
「うん」
「ねぇ亜夢さん、亜夢さんはどう思……ん?亜夢さん?」
空返事のような亜夢の声。
振り向き亜夢を見上げる、翠李。
「あ、こっち見てくれた!
はぁ…可愛い!」
「………」
「可愛いなぁ/////翠李ちゃん」
惚れ惚れして、うっとりとして言った。
「―――――亜夢さん!」
「え……翠李ちゃん、怒んないで?」
「亜夢さんも、探して!」
「え?でも今俺は、翠李ちゃんを見てたい!」
「………」
「あ…あ…翠李ちゃ…怒んないで?
ちゃんと花瓶探すから!
ごめんね!ごめんなさい!」
鋭く見つめられ、慌てて謝罪をする亜夢。
「せっかく綺麗なお花なんだよ?」
「うん、そうだね。
でも、翠李ちゃんの方が断然綺麗だよ?」
「……/////なっ…/////
そ、そんなこと言っても、騙されないんだから!!」
「冗談抜きで」
至って真剣な表情で言う亜夢に、翠李は顔を赤くしながら商品に目を向けるのだった。
「――――てゆーか、店員に聞こうよ。
早く買って帰ろ?
で、またいっぱい家でラブラブしよ?」
そう言って亜夢は、翠李の手を引きレジの方に向かう。
しかしレジの近くまで来て立ち止まり、キョロキョロと誰かを探し始めた。
「亜夢さん?
行かないの?」
「ん?行くけど、男ばっかでしょ?
女の店員いないかなって探してるんだよ」
「え?どうして?」
「だって、翠李ちゃんに惚れられたら困るもん。
それに、見せたくない!
翠李ちゃんは“俺の”翠李ちゃんだもん」
「…………
亜夢さん」
「何?」
「“花瓶はどこにありますか?”って聞くだけだよ?」
「うん、そうだよ」
「たったそれだけで、惚れるわけないでしょ?」
「何言ってるの!?
翠李ちゃんは、可愛すぎるくらいに可愛いんだよ?
一目惚れなんて、日常茶飯事なんだよ?
俺だって一目惚れだったし、若崎(冬菜の苗字)にベタ惚れなトシくんでさえ“翠李ちゃんが可愛い”って褒めるんだよ?
もう…ヤバいんだよ?!」
力説するように言われ、結局遠くにいる棚整理をしていた女性の店員に声をかけたのだった。
目当ての花瓶を探す。
「うーんと…花瓶って、小物とかの所かな?」
「うん」
「あ!でも、園芸の所とかの可能性も…」
「うん」
「ねぇ亜夢さん、亜夢さんはどう思……ん?亜夢さん?」
空返事のような亜夢の声。
振り向き亜夢を見上げる、翠李。
「あ、こっち見てくれた!
はぁ…可愛い!」
「………」
「可愛いなぁ/////翠李ちゃん」
惚れ惚れして、うっとりとして言った。
「―――――亜夢さん!」
「え……翠李ちゃん、怒んないで?」
「亜夢さんも、探して!」
「え?でも今俺は、翠李ちゃんを見てたい!」
「………」
「あ…あ…翠李ちゃ…怒んないで?
ちゃんと花瓶探すから!
ごめんね!ごめんなさい!」
鋭く見つめられ、慌てて謝罪をする亜夢。
「せっかく綺麗なお花なんだよ?」
「うん、そうだね。
でも、翠李ちゃんの方が断然綺麗だよ?」
「……/////なっ…/////
そ、そんなこと言っても、騙されないんだから!!」
「冗談抜きで」
至って真剣な表情で言う亜夢に、翠李は顔を赤くしながら商品に目を向けるのだった。
「――――てゆーか、店員に聞こうよ。
早く買って帰ろ?
で、またいっぱい家でラブラブしよ?」
そう言って亜夢は、翠李の手を引きレジの方に向かう。
しかしレジの近くまで来て立ち止まり、キョロキョロと誰かを探し始めた。
「亜夢さん?
行かないの?」
「ん?行くけど、男ばっかでしょ?
女の店員いないかなって探してるんだよ」
「え?どうして?」
「だって、翠李ちゃんに惚れられたら困るもん。
それに、見せたくない!
翠李ちゃんは“俺の”翠李ちゃんだもん」
「…………
亜夢さん」
「何?」
「“花瓶はどこにありますか?”って聞くだけだよ?」
「うん、そうだよ」
「たったそれだけで、惚れるわけないでしょ?」
「何言ってるの!?
翠李ちゃんは、可愛すぎるくらいに可愛いんだよ?
一目惚れなんて、日常茶飯事なんだよ?
俺だって一目惚れだったし、若崎(冬菜の苗字)にベタ惚れなトシくんでさえ“翠李ちゃんが可愛い”って褒めるんだよ?
もう…ヤバいんだよ?!」
力説するように言われ、結局遠くにいる棚整理をしていた女性の店員に声をかけたのだった。