メンヘラ・小田切さんは今日も妻に貢いでいる
「亜夢くん、酒は?」

「うん、飲む。
あ、でも翠李ちゃんはいらないよ。
飲めないから」

「じゃあ、私がなんか飲み物買ってくるよ!」
冬菜が近くの自動販売機に向かった。

「あ!冬菜さん、一人で大丈夫かな?」

「「大丈夫、大丈夫!」」

「で、でも…ナンパとか……
この辺、多いらしいし…」

「大丈夫!ここから見えるし、なんかあったら俺が行くから!」
敏郎が微笑んだ。

「あ!そうですね!」

「それに若崎は“翠李ちゃんには及ばないから”心配ないよ?」

「え?」

「翠李ちゃんは、世界一可愛いからね!」

「フフ…(笑)
そんなこと言ってくれるの、亜夢さんだけだよ!(笑)」

「それは、みんなの感覚がおかしいんだよ」

「フフ…」

微笑み合っている亜夢と翠李。
敏郎が「ラブラブだな!(笑)」と笑っていた。


クレープを買い、冬菜が買ってきたジュースを飲みながら食べる。

「翠李ちゃん、先にどうぞ?」

「うん、ありがとう!
いただきまーす!」
微笑み頬張る、翠李。

「はぁ…可愛い…///////
翠李ちゃんの全てが可愛い…//////」
亜夢は見惚れて、うっとりとしていた。

「亜夢さんも、どうぞ?
美味しいよ!」

「うん!」
翠李の食べたところを頬張る。

「美味し?」

「うん、美味しい!」
そしてビールを飲んでいると、翠李が「ビール美味し?」と聞いてきた。

「うん、美味しいよ!
飲んでみる?」

「あ…ううん…いい…」

「翠李ちゃん、飲めねぇの?」

「はい…
甘いのは、少しなら飲めますが…」

「そっか!」
「可愛いね!」
「だな!」

「翠李ちゃんが一番可愛い!」

「ちょっ…//////
みんな…恥ずかしいです…/////」

亜夢達に笑われ、恥ずかしそうに亜夢の背中に隠れる翠李だった。


その後もゆっくり見て回って、腹ごしらえをすることになった。
焼き鳥やたこ焼きなどを買い、近くのベンチに座る。

しかし三人しか座れない。

すると亜夢が、自身の膝をポンポンと叩いて「翠李ちゃん、おいで!」と言った。

< 36 / 49 >

この作品をシェア

pagetop