メンヘラ・小田切さんは今日も妻に貢いでいる
「――――んー!美味し〜!」
「美味しいね!」

電車を降り、旅館に荷物を置いて焼きドーナツを食べている、亜夢と翠李。

大きめのドーナツを、半分ずつ食べている。
ニコニコ微笑み合っていて、本当に幸せそうだ。

「亜夢さん」
「ん?」

「チョコチップのドーナツも食べてみたい!
一緒に食べない?」
「もちろん、いいよ!」

その後スムージー、ソフトクリームも一緒に食べた。

「………うぅ…お、お腹が…」

「翠李ちゃん、大丈夫?」

「うん…
亜夢さん、ここからは歩いて旅館に戻ろ?」

「え?歩けないことないと思うけど…
結構、距離あるよ?」

「だってぇ…夜のご馳走がぁ……!!」

「フフ…ほんと、可愛いなぁー!」

「あー、亜夢さん!笑い事じゃないんだよ?
大問題なんだから!
せっかくの懐石料理なのに!」

「残ったら、全部俺が食べるから!」

「私だって食べたいし…」

「だから翠李ちゃんは、ちょっとずつ食べればいいでしょ?
全部を一口ずつ食べれば、全部堪能出来る!」

「あ、確かに!」

「ね?」

「うん!そうする!」

そして二人はできる限り歩いて旅館に戻り、一度部屋に備え付けてある露天風呂に入ることにした。

「亜夢さん、ご飯食べてからにしようよ!」
(恥ずかしいし…///////)

「でも、お腹すかせるためにもね!」

「温泉入ったら、お腹すくの?」

「え?
だって、一緒にお風呂入ったら、絶対俺、翠李ちゃんを抱きたくなるし。
まだ夕食まで時間あるし、それが一番の運動だよ?」

「……/////」
(亜夢さん、真顔ですっごいエロいこと言ってるし…//////)

そして………半ば強引に露天風呂に連れて行かれ、服を脱がされ、身体を洗われた翠李。
亜夢に後ろから抱き締められて、露天風呂に浸かっている。

「幸せだな……ほんと……」
ポツリと言った、亜夢。

翠李が振り向くと、微笑んで「翠李ちゃんが、腕の中にいる時が一番幸せを感じれるんだ!俺」と頬にキスをした。

「……/////」

「やっぱり、少しでも離れてると不安になる。
例え、隣にいても……」

「亜夢さん…」

「一人って、寂しいからね……」

「………そうだね…」

「翠李ちゃんが、俺に安心を与えてくれる。
翠李ちゃんはいつも“ずーっと傍にいるよ”って、真っ直ぐな言葉と行動で示してくれるから!」

「そうかな?」

「うん!
翠李ちゃん、恥ずかしがり屋だけど…
絶対、拒まない。
俺が寂しいって言ったら“傍にいる”って言ってくれるし“大好き”って笑ってくれるし、抱き締めさせてくれるし、嬉しそうに駆け寄ってくれるし、キスもさせてくれる。
セックスだって、ちゃんと受け入れてくれるから!」


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