腹黒弁護士に囚われて、迫られて。ー輝かしいシンボルタワーで寵愛されていますー
私のことを暖のクラスメイトと知った真島さんは、
「なーんだ、お客様じゃないなら一安心しましたー」
と、肩を撫で下ろした。
なんだろう、この子は無意識に私の心を嫌な意味で抉ってくる。
「僕、真島大希って言います。ここでパラリーガルとして働かせてもらってます。真島って呼んでください!」
「パラリーガル?」
「パラリーガルは、弁護士資格はないけれど、弁護士の補佐をするお仕事でして。簡単に言えば、雑務とか接客とか……弁護士とツイになって動くパートナー的存在ですかね」
真島くんは『パラリーガルって圧倒的女性が多いんですけどねー』と、テレながら微笑んだ。
そんな職業があるだなんて知らなかった。