腹黒弁護士に囚われて、迫られて。ー輝かしいシンボルタワーで寵愛されていますー
話を聞く限り真島くんは今二十五歳。
法律が勉強できる専門学校を卒業した後、弁護士事務所を転々とし、ここ数カ月前から暖の事務所で働いているとのことだった。
真島くんは、「暖先輩、お給料めちゃめちゃくれるんで、最高の職場です! 暖先生、何しても大概怒らないし、モラハラ、パワハラしてこないし、一生ここで働いていたいです」と、にこやかに笑った。
暖の職場が笑顔で仕事できるところで良かった。
「もう風呂沸いたんじゃ? 早く入ってこいよ、風邪ひくぞ」
暖から風呂場に行くように誘導され、真島くんの後をついていく。
「ここですよ」と案内されたお風呂は、鏡が大きく浴槽はお洒落なジャグジーバスになっていた。
「和歌さん、着替えここに置いときますね。濡れてる服はそのまま洗濯機に入れて回しちゃってくださいね」
「はい、ありがとうございます」
「僕、和歌さんより年下なんで敬語じゃなくていいですよ!」
真島くんは謙虚で親しみやすい。
丁寧に説明を受けた後、お風呂をお借りした。だが、そんなにのんびりもしていられない。
お風呂から出たらすぐに帰ろう。