腹黒弁護士に囚われて、迫られて。ー輝かしいシンボルタワーで寵愛されていますー
「和歌の体にキスマークつけていい?」
「――えっ!?」
「俺のって印つけたい」
愛されていることが嬉しくて、つい、うんと頷いてしまった。
暖に体を舐められて吸い尽くされ、長い時間その行為は続けられた。私の片足を持ち上げ続きをしようとする暖にストップをかける。
「だ、暖、もう無理。息ができない……」
「もう無理って……まだ、全然何もしてねぇけど。体舐めてただけだし」
「もう十分いろんなことしてるよ! もう、これ以上無理だよ……」
もう無理と言っているのに「俺、ずーっとムラついてんの我慢してきたんだぞ」と言われ、何も言い返せなくなってしまった。
確かに、暖とはあのキス以来何もしていない。というか、暖が忙しくてできていなかった。
けれど、尚人とは全然違う攻め方に、どう対応していいのか分からない。尚人はこんな風に長い時間かけて私を気持ちよくしたりなんてしなかった。
暖とできて幸せなはずなのに、全然違うその行為が怖いと思ってしまう。
自分が自分じゃなくなってしまう。
「すぐ……終わる?」
「ん?」
「五分で終わる?」
「…………は? ふざけんな、五十分の間違いだろ。それを数回するから……悪い、朝まで寝かせらんねぇわ」