腹黒弁護士に囚われて、迫られて。ー輝かしいシンボルタワーで寵愛されていますー
「えっ!? そんなにした事なーーううっ」
暖は私に気遣いながらもゆっくりと繋がってきた。
ーーく、苦しい! なにこれ、全然違う!
息ができなくなっている私に、暖は優しく頭を撫でた。
「息、吸えるか? ゆっくり息吸って、吐いて」
暖の言葉通り呼吸を繰り返す。少しだけれど、暖の体と馴染んできたような気がする。
なんでだろう、とても落ち着く。人の体ってこんなに落ち着くものなんだと、今になって初めて知った。
「和歌が落ち着くまでこのままでいいから」
「ーーうん、今日はずっとこのままでもいい?」
「なんでだよ、俺を殺す気か」
「ごめん、だって。落ち着くから」
「落ち着いたんなら動くぞ。もう、無理」
「まって! まだ落ち着いてない。全然落ち着かない!」
「落ち着かないのは俺の方だ! 良いから、何も考えずに気持ちよくなって」
そんな会話をしつつ、暖に何度も抱かれ、気づいた時には朝を迎えていた。
そしてとても腰が痛い。いったい何時間抱かれていたのか全然記憶にない。隣で寝ている暖は、私を抱きしめたまま気持ちよさそうに寝息を立てている。
クーラーが入っているはずなのに、抱かれているせいでとても暑い。