傷心した私が一夜を共にしたのはエリート俺様同期~いつも言い合いばかりだったのに、独占欲強め、嫉妬心剥き出しな程に溺愛してくるのですが?~
SCENE4
館林さんが来てから約ニ週間、私や一之瀬について仕事をこなしていた彼は優秀なだけあって覚えも良く、あっという間に担当を任されるまでに。
早くも一人立ちして仕事をこなす事になった事を誰よりも喜んでいたのは他でもない一之瀬。
しかもその理由は私と館林さんが共に仕事をしなくて済むからというだけの事。
一人立ちするまでの期間、とにかく大変だった。
館林さんが何か私に聞こうものならすぐに一之瀬が飛んできて私の代わりに仕事を教え、極力私と館林さんが二人きりにならないよう常に見張っていたり、彼がお昼に誘って来ようものなら『俺も』と言って無理矢理付いてくる徹底ぶり。
だからこそ、館林さんが一人立ちすれば私と関わる事が少しは減るので一之瀬的にはとても嬉しい事のようだった。
それから暫くは比較的穏やかな日常を過ごしていき、今月の終わりはいよいよ一之瀬の誕生日。
そこで私は彼に自分の気持ちを伝えると決めている。
ちょうど土曜日で仕事も休みなので、金曜日の夜は私の家に泊まって貰ってそのまま一之瀬の誕生日を祝おうかなと密かな計画を立てていた。
そんなある日の事、朝のミーティングで部長からとんでもない話を聞かされた事で、平穏な日常は一変した。
「実はな、関西のとある企業がうちとの契約を結ぶ事になった。そこの社長がうちの社長と繋がった事でそういう運びになったらしい」
社長と繋がった企業というのは、近年業績を伸ばしつつある飲食店の社長のようで、店舗を全国に拡大させる為のPR活動をしたかったとの事。
城築広告代理店は大手でも名の知れた会社でも無いので基本地元企業との付き合いや、社員の伝手で他県の会社と契約を結ぶくらいのもので、今回の話は会社を大きくする為にも重要な相手だという事がよく分かる。
だから、優秀な者を担当にという流れになるのも何となく予想は出来ていたのだけど、
「それで、社長の方から担当に付けるなら優秀な者をと言われていてな……営業部で特に優秀と言えば、一之瀬や本條だと俺は思っていて二人に頼もうと思っていたんだが、一之瀬には既に別の仕事を頼んである。そこでだ、今回の案件は本條と館林の二人でいくことにした」
何と、私と館林さんが今回の案件を担う事に決まってしまったのだった。
早くも一人立ちして仕事をこなす事になった事を誰よりも喜んでいたのは他でもない一之瀬。
しかもその理由は私と館林さんが共に仕事をしなくて済むからというだけの事。
一人立ちするまでの期間、とにかく大変だった。
館林さんが何か私に聞こうものならすぐに一之瀬が飛んできて私の代わりに仕事を教え、極力私と館林さんが二人きりにならないよう常に見張っていたり、彼がお昼に誘って来ようものなら『俺も』と言って無理矢理付いてくる徹底ぶり。
だからこそ、館林さんが一人立ちすれば私と関わる事が少しは減るので一之瀬的にはとても嬉しい事のようだった。
それから暫くは比較的穏やかな日常を過ごしていき、今月の終わりはいよいよ一之瀬の誕生日。
そこで私は彼に自分の気持ちを伝えると決めている。
ちょうど土曜日で仕事も休みなので、金曜日の夜は私の家に泊まって貰ってそのまま一之瀬の誕生日を祝おうかなと密かな計画を立てていた。
そんなある日の事、朝のミーティングで部長からとんでもない話を聞かされた事で、平穏な日常は一変した。
「実はな、関西のとある企業がうちとの契約を結ぶ事になった。そこの社長がうちの社長と繋がった事でそういう運びになったらしい」
社長と繋がった企業というのは、近年業績を伸ばしつつある飲食店の社長のようで、店舗を全国に拡大させる為のPR活動をしたかったとの事。
城築広告代理店は大手でも名の知れた会社でも無いので基本地元企業との付き合いや、社員の伝手で他県の会社と契約を結ぶくらいのもので、今回の話は会社を大きくする為にも重要な相手だという事がよく分かる。
だから、優秀な者を担当にという流れになるのも何となく予想は出来ていたのだけど、
「それで、社長の方から担当に付けるなら優秀な者をと言われていてな……営業部で特に優秀と言えば、一之瀬や本條だと俺は思っていて二人に頼もうと思っていたんだが、一之瀬には既に別の仕事を頼んである。そこでだ、今回の案件は本條と館林の二人でいくことにした」
何と、私と館林さんが今回の案件を担う事に決まってしまったのだった。