傷心した私が一夜を共にしたのはエリート俺様同期~いつも言い合いばかりだったのに、独占欲強め、嫉妬心剥き出しな程に溺愛してくるのですが?~
すると、私の言葉を聞いた一之瀬が私の手を更にギュっと握り返してきて、
「俺もごめん。余裕無いからってあんな態度取って。ああいう事してるから館林にもナメられるんだって自覚はしてる。陽葵に嫌われるのは嫌だから、もっと大人になる。信じるよ、陽葵の事」
ごめんと謝ってくれた後で、信じると頷いてくれた。
來未さんが現れた事で、私の中にあった一之瀬への想いは……よりはっきりしたものへと変わっていた。
これまで一之瀬の元カノの話なんて聞いた事が無かったし、想いを伝えられるまで、一之瀬は異性に興味が無いんだと思ってたから、好きだと言われていてどこか安心してたんだと思う。
だから、あんなに可愛い子が元カノだったって知った瞬間、私の中には物凄い嫉妬心が芽生えていた。
あの子にも、私と同じように『好き』と伝えていたんだ、キスだって、それ以上の事だってしていたんだって思ったら、すごく、嫌な気持ちになった。
勿論、過去の恋愛にとやかく言うつもりは無いし、それを言うなら私だってこれまで色々な人と付き合って来たのだから、何も言えた義理では無い。
寧ろ、私は一之瀬に散々恋愛相談とか愚痴を話していたのだから、一之瀬からすれば、嫉妬するのも、不安に思うのも無理は無いんだって身を持って知った。
だから、もう迷わない。
私は一之瀬の誕生日に、正式に私の彼氏になってと伝えるんだ。
「ねぇ、丞」
「何?」
「あのさ、今月末の土曜日って丞の誕生日じゃない?」
「ああ、うん」
「……その、私がお祝いしても……いい、かな?」
「え!? マジで!?」
私が誕生日にお祝いをしたい事を口にすると、一之瀬は驚くのと同時に物凄く嬉しそうに笑顔を向けてくる。
「俺から言うのもあれかと思って言わなかったけど、陽葵、俺の誕生日覚えててくれたんだ?」
「そりゃあね、毎年誕生日間際には丞がいつも『俺の誕生日〜』なんて言ってたから自然と覚えちゃったの」
「そっか」
「だからね、前の日の金曜日は……私の部屋に泊まって欲しいんだ」
「うん、分かった! ってか、言われなくても泊まるつもりだったけどね。嬉しい、陽葵が俺の誕生日の事を考えててくれて!」
こんなに喜んでくれるなんて思わなくて少しびっくりしたけれど、丞も楽しみにしてくれているから絶対絶対最高の一日にしようと心に誓いながら到着した電車に乗り込んで帰路に着いたのだった。
「俺もごめん。余裕無いからってあんな態度取って。ああいう事してるから館林にもナメられるんだって自覚はしてる。陽葵に嫌われるのは嫌だから、もっと大人になる。信じるよ、陽葵の事」
ごめんと謝ってくれた後で、信じると頷いてくれた。
來未さんが現れた事で、私の中にあった一之瀬への想いは……よりはっきりしたものへと変わっていた。
これまで一之瀬の元カノの話なんて聞いた事が無かったし、想いを伝えられるまで、一之瀬は異性に興味が無いんだと思ってたから、好きだと言われていてどこか安心してたんだと思う。
だから、あんなに可愛い子が元カノだったって知った瞬間、私の中には物凄い嫉妬心が芽生えていた。
あの子にも、私と同じように『好き』と伝えていたんだ、キスだって、それ以上の事だってしていたんだって思ったら、すごく、嫌な気持ちになった。
勿論、過去の恋愛にとやかく言うつもりは無いし、それを言うなら私だってこれまで色々な人と付き合って来たのだから、何も言えた義理では無い。
寧ろ、私は一之瀬に散々恋愛相談とか愚痴を話していたのだから、一之瀬からすれば、嫉妬するのも、不安に思うのも無理は無いんだって身を持って知った。
だから、もう迷わない。
私は一之瀬の誕生日に、正式に私の彼氏になってと伝えるんだ。
「ねぇ、丞」
「何?」
「あのさ、今月末の土曜日って丞の誕生日じゃない?」
「ああ、うん」
「……その、私がお祝いしても……いい、かな?」
「え!? マジで!?」
私が誕生日にお祝いをしたい事を口にすると、一之瀬は驚くのと同時に物凄く嬉しそうに笑顔を向けてくる。
「俺から言うのもあれかと思って言わなかったけど、陽葵、俺の誕生日覚えててくれたんだ?」
「そりゃあね、毎年誕生日間際には丞がいつも『俺の誕生日〜』なんて言ってたから自然と覚えちゃったの」
「そっか」
「だからね、前の日の金曜日は……私の部屋に泊まって欲しいんだ」
「うん、分かった! ってか、言われなくても泊まるつもりだったけどね。嬉しい、陽葵が俺の誕生日の事を考えててくれて!」
こんなに喜んでくれるなんて思わなくて少しびっくりしたけれど、丞も楽しみにしてくれているから絶対絶対最高の一日にしようと心に誓いながら到着した電車に乗り込んで帰路に着いたのだった。