教授の恋愛
「開けろ〜!着いたぞ〜!」

「待ってました〜!やばい…由美ちゃんの寝顔かわいい…」


合宿所に着いて、すぐに小野さんと舞岡さんの部屋に行った。

舞岡さんを小野さんに託した。


「じゃああとは頼むな」

「は〜い!また明日〜!」


舞岡さんほどではないが、少しばかり酔っている小野さんが勢いよくドアを閉めた。



「先生…ちょっと話しません?男同士で…」

「いいぞ。食堂なら誰もいないだろうから…食堂行くか」


今なら…木下と腹を割って喋れそうだ。

同じ人に恋する同士、面と向かって喋れるかもしれない。
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