カラダもココロも甘く激しく溺愛してくる絶対的支配者様〜正しい恋の忘れ方〜
放課後。
今日は生徒会の集まりは無いはずだったのに、依頼が入ったから生徒会室に来て欲しいって中村さんから連絡が入った。

「ごめん。今日も生徒会になっちゃった」

「そっかー。じゃあパフェはまた今度だね」

悠太とパフェを食べたことを根に持っていたモネと、今日は一緒にあのカフェに行くことを約束していた。

モネは笑ってくれたけれど、残念そうな表情は隠しきれていない。

「本当にごめんね。私もモネと絶対に行きたいって思ってるから」

「気にしないでよ!モネもサユちゃんと行くまでは他の人と行かないから、絶対一緒に行くって約束だよ?」

「うん!」

「じゃあね。また明日」

「うん。バイバイ」

私達は一緒に教室を出て、モネは校舎を出る為に階段を下りて、私は生徒会室に行く為に階段を上った。
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