推しと同居はじめました。

誘拐


「え、ちょっと離してくださいっ」

私は力には逆らえなかった

あっという間に車に乗せられた

私はスマホだけを持っていた

優斗……

私は優斗の連絡先を知らない事に気がついた…

あーもう…!!

どうにでもなれ!!

私は

SNSを開いて

優斗のDMを開いた

「あ、あの!
 どこに行くんですか…?」

「裏の廃墟。」

「や、やめてください!」

私はちょっと頭の悪い人で安心した。

【優斗くん!大変!
 車に乗せられてさらわれた女の子がいた!
 東京都のナンバーは8653!
 裏の廃墟までだと思う!
 黒い車。見つけたら追いかけてあげて!】

私は送った。

意味伝わるかな…?

そこから30分くらい車に乗せられた

お願い…優斗…

「よし姉ちゃん!
 降りろ」

私は引っ張られて降りた

「あ…もう離してください……」

その時

「おい。お前何やってる」

後ろを見ると優斗がいた

「お前……あの優斗じゃねえか!
 あのー、桐田!まさかの有名人登場ー」

「え、?えりな?
 とりあえず行くぞ!」

私達は走って逃げた

少し離れたところで優斗がくちを開いた

「お前なにやってんだよ!」

「ごめん…でも…なんでここに?」

私は嘘をついた。

「お前じゃないの?DM送ってきたの」

「え?私送ってないけど?」

バレてた…

でもここは嘘を…

「あ、そうなんだ…
 とりあえず帰えるぞ!」

私は家に向かった

「ただいま…」

私はなんでがフラフラとしていた

「優斗…」

「なに?」

「体調悪い……」

私はその場に座り込んだ

「おい、大丈夫か?」

優斗は私の肩に手を回した。

やばい…体温が…

「お前、熱くね?熱あるんじゃねえの?」

「うん、ごめん、
 部屋行く。」

私は歩けなかった

その時、私は意識が飛んだ、
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