俺様御曹司は逃がさない
「はぁ~い。行こ?舞ちゃん」

「うん」


────── ビキニとエプロンに着替えて、美玖があたしの髪をセットしてくれている。


それにしても……美玖のオッパイがけしからん。

浅倉君、この刺激に耐えられるのかな。鼻血ブーでブッ倒れないか心配ではある。


「わぁ~、やっぱ舞ちゃん可愛いなぁ~。スタイルいいし、何でも似合っちゃうね~」

「ありがとう。美玖も可愛いよ」

「へへっ。ありがと~う。真広君喜んでくれるかな~」


はぁぁ~、めちゃくちゃ可愛い。

あたしとは真逆タイプだもんな、美玖。

ていうか、喜ぶどころか昇天しちゃうんじゃないの?浅倉君。


「あ、九条君に写真送る~?撮ってあげようか?」

「そんなもの送りません」

「ええ~。じゃあ拓人に送ろ~っと」


スマホを向けられたから、とりあえずピースしといた。


「送信っと」

「ていうか、幼馴染みの水着姿とか送られても反応に困るでしょ、拓人」

「フフッ」


そんなやり取りをしながら部屋を出ると、ちょうど浅倉君と黒川さんが出てきた。


「真広く~ん。どう?似合う~?」


クルンッと回転して、ウインクする美玖。


「ブフォッッ!!」


見事に鼻血を噴射してブッ倒れた浅倉君。

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