極上溺愛契約婚で甘やかされて~エステで出会ったセラピストは御曹司でした~
 それから私は再来週のパーティーまでは玲の家で暮らす事になった。
 私の両親は最初驚いていたが勤め先の会社の御曹司が相手という事で容認してくれたのだった。

「家にお邪魔してもいい?」

 ……そんな中母親は玲の家に行く気満々のようだが。
 仕事もトラブルやアクシデントも無く順調そのものだ。また玲の働きかけもあり新たなシステムが各部署に導入された事で仕事量がぐんと減った。これなら残業とは無縁の生活をずっと遅れそうだ。

「雪乃最近顔色良さそうだよね」
「うん。残業も無いし以前よりも仕事しやすくなったおかげかなあ。あとマッサージも」

 私はすっかりベリーズの常連客になっていた。受付嬢や他のセラピストからも名前と顔を覚えられ、ちょっとした雑談をするまでになった。

(ここまで生活が充実するとはなあ)

 玲との暮らしは実家でいるよりも遥かに楽しくて癒やされる。まさに至れり尽くせり。ご飯も美味しいしマッサージも最高だ。
 正直このまま死ぬまで暮らしたい。そう思ってしまう。

「雪乃さん、元気そうですね」
「そうですか?」
「最初お会いした時よりも顔色が良くて雰囲気も明るくなったように感じます」
「……玲さんのおかげですよ。マッサージとかいつもありがとうございます」
 
< 112 / 146 >

この作品をシェア

pagetop