極上溺愛契約婚で甘やかされて~エステで出会ったセラピストは御曹司でした~
 ラウンジに到着し、若い男性スタッフに案内された先の個室には既に元気と夏子がいた。元気はグレー色のフード付きのトレーナーに黒いジーンズと白くてごついスニーカー、夏子は白いブラウスに黒いジャンスカといったファッションで特に元気のファッションはロゴをぱっと見るだけでブランド物と分かった。2人ともオレンジジュースを口にしながらスマホを見つつだべっていたようだ。

「おっ玲と雪乃さん」
「元気お待たせ。遅くなってごめん」
「おっお待たせしました」
「いんや、こっちは大丈夫よ。じゃあ全員そろった所で来週の打ち合わせに入りますかぁ」

 元気は個室の扉を固く締め、何度か指さし確認してから黒くて四角い形をした椅子のようなソファに座った。私達もそれぞれ黒くて四角い形のソファに座る。

「失礼します。ジュースと軽食はいかがされますか?」

 先ほどここまで案内してくれた男性スタッフが再び現れ、注文を伺ってきた。とりあえずオレンジジュースを頼む。玲は野菜ジュースを注文した。軽食は4人で相談した結果まずはサンドイッチを注文する事になった。ここのラウンジでは隣にあるレストランのメニューを頂く事も出来ると言う。

「お昼はもう少ししてからにする?」

 元気からの問いに私は首を縦に振った。そして夏子と玲も同じような反応を見せたのだった。
 その後しばらくしてスタッフがサンドイッチとジュースを持ってやってきたのでそれらを受け取り、頂きながら話を進めていく事になる。
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