極上溺愛契約婚で甘やかされて~エステで出会ったセラピストは御曹司でした~
「早速ですが、明後日着ていくドレスを見たいのですが……これから時間ありますか?」

 玲が話題を変え、パーティーで着ていくドレスについて私へと尋ねてきた。確かに大事な話題である。それにこういう夜のパーティーではどのようなドレスを着ていくのがベターなのだろうか。私も知りたい所だ。

「こういうパーティーの場って、どのようなドレスが好まれるんですか?」
「今雪乃さんが着ているようなワンピースタイプはよく見ますね。もしよろしければ買いに行きますか?」
「ああ……」

 買いに行きたい所ではあるが……外出している場面を会社の人に見られたらどうしようか。ずる休みなのがバレてしまえば烈火の如くあの人達に怒られるのは予想に難くない。

「行きたい気持ちはあるんですけど、会社の人に見られたら……」
「わかりました。ではこちらに来てもらいましょうか」
「えっ、そんな事出来るんですか?」
「勿論可能です。ただどういうドレスを着たいかは事前にこちらから伝える必要はありますが」
「で、ですよね……」

 とりあえずは玲に夜のパーティーで女性が着用しているドレスのいくつかをスマホで見せてもらい、その中から似てるものをピックアップしたのだった。色はモノトーンが良いというのも彼に伝えた。

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