【完】先生が意地悪で甘すぎる!〜激甘注意報発令中〜
「ひっ、ぁ」
「楽しかったね、杏ちゃん」
───これ以上は、卒業したらね?
そう言って色っぽく微笑む先生。ただそれだけで私の身体はまた熱に浮かされるのだ。
* * *
数日後、進路指導の先生からの呼び出しがあった。
進路指導室に向かうと、渡されたのはS大の校内勉強合宿の申し込み用紙。来月末から始まる冬休みを利用して試験対策を集中的に行うのだ。
A大を受ける私には関係ないものだと既に破棄していた。
「魚住先生からS大志望者向けの勉強合宿に参加させるようにと伝達があったんだ」
「S大?・・・魚住先生が?」
「あぁ。君には上を目指して欲しいって」
その場では返事を保留にして、私はすぐに化学準備室に向かった。
「楽しかったね、杏ちゃん」
───これ以上は、卒業したらね?
そう言って色っぽく微笑む先生。ただそれだけで私の身体はまた熱に浮かされるのだ。
* * *
数日後、進路指導の先生からの呼び出しがあった。
進路指導室に向かうと、渡されたのはS大の校内勉強合宿の申し込み用紙。来月末から始まる冬休みを利用して試験対策を集中的に行うのだ。
A大を受ける私には関係ないものだと既に破棄していた。
「魚住先生からS大志望者向けの勉強合宿に参加させるようにと伝達があったんだ」
「S大?・・・魚住先生が?」
「あぁ。君には上を目指して欲しいって」
その場では返事を保留にして、私はすぐに化学準備室に向かった。