秘密の恋をしませんか⁈ ロミオとジュリエットの恋*ハッピーエンドになります
「クッ…それは、知らなかったからだよ。久世家が、総理大臣も頭が上がらない家なんて。そもそも、それならそういえよ」
国を背負うだろう一族の子供達の教育の場である、あの学園に、一代や、二代でお金持ちになった子供達が通えるはずもないのだ。
そこにも気づかない人は、所詮、その程度でしかない。
「それで、なにか?」
「いや、お前が出てくの見えたから、追いかけてきた」
ときめきを感じそうなセリフで言われても、この人には、嫌な思い出しかないので、嫌悪しかない。
「忙しいので、いい加減、手を離してください」
「離してやってもいい。俺と付き合え」
「…どこへです?」
「そうじゃない。…昔、俺の女にしてやるっていったろ。だから、彼女にしてやるって言ってるんだ」
うわー、ないわ。
ない、ない、ない、絶対、この男はいや。
「それは無理です」
「はあ?この俺から言ってやってるんだぞ」
大人になったから、様はさすがにつけないんだと、なぜか、遠い記憶に笑える。
「……私には、」
「私がいるから、諦めてもらおう」
そこへ現れたのは、私の、スーパーヒーロー。
また、助けに現れてくれた。
「あんた…勅使川原」