秘密の恋をしませんか⁈ ロミオとジュリエットの恋*ハッピーエンドになります

「うそだろ」

「お前には、残念だろうが真実だ。兎に角、お前の入る余地はないから、諦めろ。加藤議員にも、言っとけ。久世を利用しても逃げられないと」

青ざめる加藤をおいて、「行こう」と肩を抱かれて、彼がとっていた部屋に案内された。

「久世の控え室に行けば安心できるでしょうが、あいつに、もうバレてる可能性もあるので、また、何か言ってくるかもしれない。私は、父と当主に話してくるので、しばらく、ここに隠れていてください」

「えっ、いいんですか?」

「民間人の安全を守るのは、私の仕事なので」

かっこいい…

大好きです。

「念の為、誰がきても私以外、出ないように」

「はい」

「いい返事ですね」

インテリイケメンがメガネのブリッジをあげて、笑う仕草に見惚れる。

出て行こうとする彼の背に抱きついていた。

ダメでもともと。
既に決められた相手がいるなら、その相手と婚約するまで、この人と恋がしたい。

結ばれなくても、この思いに嘘はつけない。

「どうしたんです?」

「私と、秘密の恋をしませんか?」

彼の体が強張ったというより、ピクリと揺れた。

「どういうことでしょう?」
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