秘密の恋をしませんか⁈ ロミオとジュリエットの恋*ハッピーエンドになります
「お会いできれば、どこででも」
息を飲む音が聞こえる。
「はぁ、まったく、危機感がないだろ。俺に襲われるかもしれないんだぞ」
「あなたなら、かまいません」
「俺の理性を壊す気か。着物なんて着てなきゃ、抱いてるぞ」
「そんな脅しで、私が諦めるとでも」
突然、言葉遣いと態度を変えた彼は、私から諦めさせようと一度は頷いたふりをして、こうして怖がらせようとしているのかもと、思えてくる。
だから、キスも、あんな触れるか触れないキスだったのだ。
「あなたと恋がしたいのです。例え、今日だけのまやかしになろうと…私を愛してください」
「俺には、抱けと聞こえるが」
「はい、一度でもいい。あなたに愛されたい」
「はぁぁ…待ってろ。いろいろと準備してくる」
「えっ、何をでしょう?」
「生憎、今、避妊具は持っていない。用意してくる」
あぁぁ…恥ずかしい。
顔を両手で覆い、真っ赤にしてるだろう私の耳元で、ゾクリとするとほど色っぽい声で彼は囁いて出て行ってしまった。
「シャワー浴びて待ってろ」
しばらく、ドキドキして、その場をウロウロとしてから、勇気をだす。
自分から誘ったこととは言え、初めてのこと。