秘密の恋をしませんか⁈ ロミオとジュリエットの恋*ハッピーエンドになります

「さぁ、時間もあまりありません。もっとあなたを愛させてください」

着ていた服を、今度は全部脱いで私達は時間の許す限り愛し合った。

私の経験は、彼だけだ。

彼も私だけだと言ってくれた。

だけど、その割に、いろいろ経験豊富に見えてしまうのは、どうしただろう?

彼しか知らないけど、キスも上手だし、あっちも女性の体を知り尽くしている気がしてならない。

「樹梨、髪を乾かしますよ」

ほら、こういうとこ、慣れてると思うのは私だけ?

「時間が足りない。もっと愛し合いたかったです。今日の記念に印をここにつけていいですか?」

ほら、ぽんぽんと、甘いセリフが次々と出てくるし、際どいことをしようとするし、絶対、経験豊富なのに、私に合わせているとしか思えない。

「樹梨⁈聞いてますか?」

「聞いてますけど、本気ですか?」

「えぇ、私と愛しあったことを忘れないように、ここに残したいんです」

これは、どう答えるべきなのだろう?

私の髪を片方にかき集めて、うなじを唇が撫でている。

「はぁぁ、この白いうなじのここに、愛し合った痕をつけたい。誰からもわかるように、あなたはもう、誰かのものだと知らしめたい」
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