秘密の恋をしませんか⁈ ロミオとジュリエットの恋*ハッピーエンドになります
「ママに似てるあんたを、うちの男連中、心配して、昔から男という男、近寄らないようにしてきたの知らないの?」
「えっ、そうなの?でも、ありすの方が美人だし、可愛がってもらってるじゃない」
「美人なのは認める。パパに似て、顔も性格もそっくりだから、何、考えてるかわかるもの。だから、可愛がってもらってたわよ。男も、それなりに追い払えるし、だけど、樹梨は、やばい奴を引き寄せるタイプなの。ママと同じで」
また、衝撃的な話だったが、心あたりはない。
「誰だか知らないけど、そいつ大丈夫?」
「うん、公務員だし、ちゃんとしてる。言葉も丁寧だし、礼儀正しいよ」
「あー、あんたの男あいつなの。だから、あの日、おかしいと思ったのよ。とうとう我慢できなくなったのね…パパにバレたら、あの話、終わりね」
「なに?」
「シークレットだから」
唇に人差し指を立てる姿は、女から見ても色っぽい。
匂わせておいて教える気はないのだと、さっさと諦めて、彼が、父達に、何かされないように隠して通さなければと髪をおろすのだった。
また、しばらくメールだけの日が続いていく。
既読があるし、満足なのだが、やはり、会いたい。