秘密の恋をしませんか⁈ ロミオとジュリエットの恋*ハッピーエンドになります

やられた…

油断していた私が悪い。

目覚めたら頭がクラクラして、目も霞むし、体の奥が、なぜか、疼く気がする。

何か、変な薬を嗅がされたようだ。

「目が覚めたかい?」

「加藤、議員と、加藤…」

なんだっけ?思い出せない。
いや、知らない。

「真矢だ。お前の旦那になる男の名前だ。覚えておけ」

大きな声で、わめく男。

「だんな?」

「そうなんだ。樹梨ちゃんには、うちの真矢の奥さんになってもらわないと、こちらはいろいろと危ないんだよ。叔父さんを助けると思って、うちの嫁になりなさい」

「いやです。あなた、久世の娘に手を出して、ただで済むと思っているの?」

「手を出してだと。勅使川原の倅はどうなる?既に、あの男に、いいように抱かれた体だろうに」

「どうして?」

「どうして?偶然だったんだよ。たまたま、見てしまってね。まさか病院内のあんなところで、乳繰り合っていたとはね」

思いあたるが、乳繰り合うとは古い。

「まぁ、そんなことは、過去にしてしまえばいい。今から、樹梨ちゃんは、うちのに抱かれてもらう。狂うほどおかしくなるよ。もうね、抱かれていないと狂うんだ。抱かれたいが為に言いなりになる。すごい薬だろ」
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