秘密の恋をしませんか⁈ ロミオとジュリエットの恋*ハッピーエンドになります
加藤 真矢の方は、私を人質にしようと羽交締めしてくる。だが、それさえにも体は反応してしまう。
「やぁぁ…あっぁぁ、いや、見ないで」
他の男の手で感じている姿など、露美緒に見られたくない。
「クソ。お前達、後ろを向いて耳をふざけ、目をつぶれ」
そう命令する、警察幹部エリートの露美緒に、誰も逆らえない。
「樹梨、大丈夫だ。目を閉じてろ。俺を信じろ。できるな」
何度もコクコクと頷く。
相当、苛立っているだろう露美緒だが、樹梨を落ち着かせ、安心させる為に、声を柔らげるのだ。
彼の言葉を信じ、目を閉じた。
「お前達、ここでのことは極秘扱いだ。今、彼女の叫び声も記憶から消せ。わかったな」
「はい」
少し、私の体が揺れた。
だが、羽交締めしていた腕は、なくなっていた。
しばらく、何かを蹴り上げる音。
「やめろ、こんなことして、お前もただじゃ済まないぞ。訴えてやる」
「バカだな。お前らが敵に回した相手が誰かわかってるか?あの2人にかかれば、お前らなんて、こうだよ。それにな、未来の警視総監の嫁に手を出そうとしたんだ。無事なわけないよな」
「はっ、ハッ、ハッ」
息苦しい声が聞こえる。
「手を出したらいけない相手だと誰でもわかるのに、本当にバカだったな」