秘密の恋をしませんか⁈ ロミオとジュリエットの恋*ハッピーエンドになります
チュッと、おでこにキスが落ちる。
「そのまま、寝てしまいなさい」
優しい声に、私は眠りに落ちるのだ。目が覚めると、見知らぬベットの上で、ベットヘッドに上半身を預けて、タブレット端末を操作する愛しい人がいた。
「…起きましたか?」
「はい。あの、私、どうなったんでしょう?」
少し、ふらつきながら、体を起こした。
「大丈夫ですよ。車の中でのキスで抜けたようです。幸い、少しだけの量を吸っただけのようで…よかったと言えませんが、短時間で済んだようですね」
父の教えで、ハンカチか何かで口を塞がれたら息を止める練習として、潜水の訓練を幼い頃からさせられてきたせいだろう。
姉の亜里沙なら、5分くらい息を止めれる。
私と梨沙は、3分が限界だが、それでもできないよりはマシだったようだ。
「油断してました。ご迷惑おかけしてすみません」
「いいえ、私の詰めが甘かったのが、今回、あなたを危険にさらしてしまった。なんとお詫びしていいかわかりません」
「もう、謝らないでください。助けにきてくれたじゃないですか」
「ですが、あなたに嫌な思いをさせてしまいました。記憶を消してあげれればどんなにいいか」
「…ろみお」
彼の手のひらをとり、その手で触られた頬を撫でる。