私が一番あなたの傍に…
「うん。できればそうしたい。いいなって思うものが買いたいもん」

それは皆そうだ。できればいいなと思ったものを買いたい。妥協はしたくない。
それでも予算が決まっているので、予算の範囲内で選ばないといけないが…。
予算の範囲内で良いものが見つかるのが理想だが、現実はそう上手くいかない。ある程度のところで妥協しようかな。また今度、探せばいいし。
自分にそう言い聞かせつつ、できれば今日見つかることを願った。

「俺もできればそうしたい。幸奈が欲しいものを買ってほしいし、俺だってできればいいなって思うものが使えたら嬉しいからな」

私だけの問題ではない。これからは二人で一緒に使っていく。私が優先的に決めさせてもらえるが、できれば愁の意見も取り入れて二人が欲しいものを選びたい。

「じゃ愁も一緒に選ぼうよ。せっかくなら一緒に選んだものを使いたい!」

「そうだな。そうするか」

愁の意思も確認できたので、あとは二人で一緒に探すだけだ。
このままこのお店で探し続けてもいいが、できれば違うお店も見てみたい。
でも生活用品も見たいので、一旦食器類は諦めて、他の物を確認してから違うお店に行く方が効率が良いなと思った。

「他にも色々見てもいい?生活に必要なものがあったら欲しいから」

これから二人で生活していくので、生活に必要なものがある。
そういったものもチェックしておきたい。せっかく隣街の大きなモールまで来たのだから。

「確かに。見てたら必要だなってものが出てくるかもしれないもんな。もう少し店内を色々見て回りますか」

「うん。そうしますか」
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