私が一番あなたの傍に…
「フードコートで夕飯を食べるのはどう?」

私から提案してみた。話しているうちに今日はなんだかフードコートで夕飯を食べたい気分になった。

「俺もフードコートがいいなって思ってたから、フードコートにしよう」

どうやらお互いに考えていたことは一緒だったみたいだ。もう頭の中は今夜、何を食べようかでいっぱいだ。

「じゃそうしよう!今から楽しみだね」

「うん。楽しみだな」

もう気持ちは完全に夕飯に傾いているが、ひとまず百均を見て回ってから。
事前に先程のお店で色々購入していたので、さすがに百均で買うものは少ないが、こうしてうろうろしていると目に留まるものが多く、気がついたらカゴにたくさん入っていた…。

「結局、色々買っちゃったな…」

新生活…と思うと、必要なものが多い。
結果、意外と買うものが多く、袋がパンパンになるほど、購入してしまった…。

「ねー。買っちゃったね」

あまり荷物を増やしたくなかったが、知らないうちにどんどん増えていった。
どれも必要なものなので仕方ないが…。ここは一旦、休憩したい。荷物が重くて疲れた。

「ねぇ、休憩がてら夕飯にしない?」

少し夕飯にしては時間が早いが、今はそんなことより早く座ってゆっくりしたい気持ちの方が強かった。
愁が夕飯には早い…と思っていたら、せめてカフェでゆっくりお茶をしたい。
そのくらい今の私には休憩を欲していた。今すぐにでも足を休めたいほどに。

「いいよ。それじゃフードコートに向かいますか」

愁も疲れていたのか、はたまた私の気持ちを察してくれたのか。このまま買い物コースは回避できたので安心した。

「うん!そうしよう!」
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