私が一番あなたの傍に…
「そうかもしれない。怖かったんだと思う。人の命を預かるって責任があるお仕事だし。責任がない仕事なんてないけど、人の命の重みは責任が重圧で。気持ちがいっぱいいっぱいだったんだと思う」
医者を目指している人達の方がもっとその責任の重さを感じていると思う。
わざわざ比べる必要はないけれど、それぐらい命の重さに直面した。
今まで何も考えずに患者として診察を受けていたが、改めて看護師という職業を生業にしている先輩方を尊敬した。
「無責任なことは言えないけど、幸奈ほど真面目な人間が人の命を軽んじて扱うなんてことしないと思うし、幸奈は看護師に向いてると思う。一つ一つのことを真剣に向き合えるんだから、看護師として患者と向き合うってことにすげー向いてるんじゃねーかなって」
確かに私は真面目だ。それは自分でも自覚していたが、真剣に色んなことに向き合っていることには言われるまで気づかなかった。
私ってそういう人間なんだと気づかせてくれたことに感謝した。そして同時に自信が湧いてきた。
「ありがとう。愁にそう言ってもらえて自信が湧いた。これから自分の夢に向かって頑張れそう」
「そっか。それならよかった。お互いにこれから将来に向けて頑張ろう」
私だけが頑張っているわけじゃない。二人で一緒に頑張っている。
そう思えばどんな困難も乗り越えられそうだ。私達の未来が桜咲いていることを願った。
「うん。頑張ろう」
その後も色々な話をしながら料理を楽しんだ。普段味わえない贅沢な空間に最初は圧倒されたが、とても楽しい時間を過ごした。
「ここは俺が払うから」
そう言って、愁が全部支払ってくれた。きっと最初からそのつもりでいたのだろう。
こんな高いお店を奢ってもらうなんて申し訳ない気持ちが大きいが、愁が私のためにしたいと思ってしてくれているので、その気持ちを大事にしたい。
だから黙って奢ってもらった。愁に素敵な時間をプレゼントしてもらったから。
「ありがとう。とても美味しかったです。ご馳走様でした」
せめてお礼の気持ちを伝えたかった。彼にしてもらったことが嬉しかった。
「いえいえ。それじゃ我が家へ帰りますか」
こうして外デートも楽しいので悪くないが、二人だけの空間で過ごせる我が家の方が落ち着けるので、私は我が家で過ごすのが一番好きだ。
「うん。帰ろっか。またお家までエスコートをお願いします」
自分の手を愁に差し出した。手を繋ぎたいというアピールのために…。
「任されました。手を繋がせてもらいます」
私の手をそっと取り、手を繋いでくれた。
それだけでドキッとした。こういうちょっとしたことの方が最近、一周まわってドキドキする。
お互いに深いところまで知っている仲なので、今更こういったことに…と思うかもしれないが、逆に知っている仲だからこそ、手を繋ぐといった行為にドキドキしてしまうのであった。
医者を目指している人達の方がもっとその責任の重さを感じていると思う。
わざわざ比べる必要はないけれど、それぐらい命の重さに直面した。
今まで何も考えずに患者として診察を受けていたが、改めて看護師という職業を生業にしている先輩方を尊敬した。
「無責任なことは言えないけど、幸奈ほど真面目な人間が人の命を軽んじて扱うなんてことしないと思うし、幸奈は看護師に向いてると思う。一つ一つのことを真剣に向き合えるんだから、看護師として患者と向き合うってことにすげー向いてるんじゃねーかなって」
確かに私は真面目だ。それは自分でも自覚していたが、真剣に色んなことに向き合っていることには言われるまで気づかなかった。
私ってそういう人間なんだと気づかせてくれたことに感謝した。そして同時に自信が湧いてきた。
「ありがとう。愁にそう言ってもらえて自信が湧いた。これから自分の夢に向かって頑張れそう」
「そっか。それならよかった。お互いにこれから将来に向けて頑張ろう」
私だけが頑張っているわけじゃない。二人で一緒に頑張っている。
そう思えばどんな困難も乗り越えられそうだ。私達の未来が桜咲いていることを願った。
「うん。頑張ろう」
その後も色々な話をしながら料理を楽しんだ。普段味わえない贅沢な空間に最初は圧倒されたが、とても楽しい時間を過ごした。
「ここは俺が払うから」
そう言って、愁が全部支払ってくれた。きっと最初からそのつもりでいたのだろう。
こんな高いお店を奢ってもらうなんて申し訳ない気持ちが大きいが、愁が私のためにしたいと思ってしてくれているので、その気持ちを大事にしたい。
だから黙って奢ってもらった。愁に素敵な時間をプレゼントしてもらったから。
「ありがとう。とても美味しかったです。ご馳走様でした」
せめてお礼の気持ちを伝えたかった。彼にしてもらったことが嬉しかった。
「いえいえ。それじゃ我が家へ帰りますか」
こうして外デートも楽しいので悪くないが、二人だけの空間で過ごせる我が家の方が落ち着けるので、私は我が家で過ごすのが一番好きだ。
「うん。帰ろっか。またお家までエスコートをお願いします」
自分の手を愁に差し出した。手を繋ぎたいというアピールのために…。
「任されました。手を繋がせてもらいます」
私の手をそっと取り、手を繋いでくれた。
それだけでドキッとした。こういうちょっとしたことの方が最近、一周まわってドキドキする。
お互いに深いところまで知っている仲なので、今更こういったことに…と思うかもしれないが、逆に知っている仲だからこそ、手を繋ぐといった行為にドキドキしてしまうのであった。