私が一番あなたの傍に…
私ん家の玄関の前まで、二人で一緒に歩いた。
そしてそのまま玄関の鍵を解錠し、家の中へと入った。

「お邪魔します…」

愁は一言言ってから、玄関から上がり、部屋の中へと入った。
私は遅れて愁の後に続いた。

「どうぞ。大したお構いはできませんが」

昔、同じようなことを言ったような気が…。
そんなことはどうでもいい。今から二人で大事な話をすることの方が大事だから。

「大丈夫。今日は話がしたくて、幸奈ん家に来たから」

きっかけは私から作ったにせよ、お互いに同棲のことについて話したいと思っていた。
それを今夜、お互いに思っていることをぶつけ合う。もっと二人の関係を進めるために。

「そうだね。話そっか」

私は愁が座って待っているリビングへと向かった。そして、愁の向かいに座った。

「あのさ、いきなり同棲のこと提案してごめん。実は俺、ずっと幸奈と同棲したいって思ってたんだ。幸奈と付き合うことになってから。付き合う前に幸奈を傷つけた分、男としてちゃんと責任を取りたい。いつか幸奈と結婚したいってちゃんと考えているからこそ、自分なりのやり方で幸奈を大事にしたいって。
でも、よくよく考えたら、自分の気持ちしか見えてなかったと思う。ごめん……」
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