左遷された王女は青銀の風に守られる ~地属性魔法で悪人退治を楽しんでいたら大変なことになりました~
「魔剣は使い手を選びます。使い手にふさわしくあるべく、日ごろから努力しているのですよ」
「そんなの知らないわ」
「ならば、なおさら愚弄してはなりません」
その通りだ。
フェデリーカはまたうつむいた。
扉がノックされて、エリゼオは対応に出た。そこにはキアーラと兵士が一人、立っていた。
「大変です、立てこもりです!」
キアーラの言葉に、エリゼオの顔が険しくなった。
キアーラとともに訪れた兵士は、かいつまんで状況を説明した。
強盗に失敗した男四人が民家にたてこもったのだという。
「すぐに行く。あなたは殿下と一緒にいてください。決して片時も目を離すことのないように」
「かしこまりました」
エリゼオはすぐに部屋を出て、キアーラがフェデリーカに付き添った。
「いなくてもいいのに」
「そういうわけには参りません」
きっぱりと言い、それから目をきらきらさせた。
「それで、エリゼオ様とはどこまで進まれたのですか?」
「どこまで、とは」
「もうキスはなさいました?」
「キス!」
驚愕してフェデリーカは叫んだ。
「きゃあ! やっぱりそうですのね!」
なんという誤解。
フェデリーカは唖然とした。が、ふとこれは使えるのではないかと気が付く。
「そんなの知らないわ」
「ならば、なおさら愚弄してはなりません」
その通りだ。
フェデリーカはまたうつむいた。
扉がノックされて、エリゼオは対応に出た。そこにはキアーラと兵士が一人、立っていた。
「大変です、立てこもりです!」
キアーラの言葉に、エリゼオの顔が険しくなった。
キアーラとともに訪れた兵士は、かいつまんで状況を説明した。
強盗に失敗した男四人が民家にたてこもったのだという。
「すぐに行く。あなたは殿下と一緒にいてください。決して片時も目を離すことのないように」
「かしこまりました」
エリゼオはすぐに部屋を出て、キアーラがフェデリーカに付き添った。
「いなくてもいいのに」
「そういうわけには参りません」
きっぱりと言い、それから目をきらきらさせた。
「それで、エリゼオ様とはどこまで進まれたのですか?」
「どこまで、とは」
「もうキスはなさいました?」
「キス!」
驚愕してフェデリーカは叫んだ。
「きゃあ! やっぱりそうですのね!」
なんという誤解。
フェデリーカは唖然とした。が、ふとこれは使えるのではないかと気が付く。